コーヒーは健康に良い、ダイエット効果があるなどと言われますが、一日に何杯まで飲んで良いものでしょうか。
今回は健康やダイエットに良いコーヒーの量や、体にいい効果などを解説します。
コーヒーは1日何杯がベスト？飲みすぎはダメ？
コーヒーは美味しさや香りを楽しむほかに、リフレッシュや眠気覚ましをはじめとした健康効果があると言われています。
でもだからといって沢山飲めば良いというわけではありません。
飲みすぎると逆効果になることもある為、飲む量はある程度にするのがお勧めです。
コーヒーは1日5杯以下がお勧め
最初に一般的な適量を紹介すると、1日のコーヒー摂取量としてお勧めできるのは「5杯以下」です。
ただ、体調や体質によっては5杯にとどめても不調を感じるかもしれません。
そのような場合には少し飲む量を減らし、自分に合った量のコーヒーを楽しむようにしましょう。
コーヒー1杯のカフェイン量は？
コーヒーにはカフェインが含まれています。適量であればリフレッシュや眠気覚ましに大きく役立ってくれますが、摂り過ぎはあまり良くありません。
コーヒー1杯を150ccと仮定すると、含まれているカフェイン量は「60～90mg」になります。
カフェインの摂取量が気になる方は、普段飲んでいるコーヒーの量から摂取量を計算してみましょう。
1日のカフェイン摂取量の目安は？
1日のカフェイン摂取量の目安は、日本においては明確な提示がありません。
しかし農林水産省によると、「健康な成人であればアメリカやカナダでは400mg」というガイドラインが設けられているそうです。
150ccのコーヒーを5杯飲むと、カフェイン摂取量はおおむね300～450mgになります。
やはり1日のコーヒー摂取量は5杯までがお勧めということになりそうです。
コーヒーを1日6杯以上飲むとどうなる？
では、コーヒーを1日6杯以上飲むとどのようなことが起こるのでしょう。
6杯を超えると、コーヒーに含まれたカフェインが血圧に悪影響をおよぼす可能性があるといわれています。
また、イライラしたり神経が過敏になったり、ときには吐き気を感じることもあるようです。
ただしこれはあくまでも過剰に摂取した場合の可能性で、特になにも起こらないことのほうが多いかもしれません。
コーヒーのカフェインで胃が痛くなることも
カフェインを摂り過ぎると胃痛になる方もいます。
カフェインの効果によって胃酸の分泌量が増え、胃の中が荒れてしまうためです。
胃痛だけではなく、気持ち悪さや吐き気を感じるケースもあります。
カフェインには利尿作用があります。
体内の老廃物を排出するためには良い作用ですが、カフェインを摂り過ぎると頻尿になってしまうことがあります。
頻尿は体内の水分量を不足させてしまいます。
それはもちろん、健康的にも美容的にもあまりいいこととは言えません。
コーヒーはダイエットにも効果的？
リラックス効果や目を覚ましてくれる効果だけでなく、最近注目されているのはコーヒーのダイエット効果です。
コーヒーに含まれているポリフェノールやカフェインにはダイエットのサポート効果が期待できるとされています。
沢山飲めば痩せるというものではありませんが、普段の飲み物でスタイルをケアしたいという人にとっては嬉しいですね。
「ちょっと食べ過ぎが続いているな」という時に一食をコーヒーで置き換えれば、簡単にカロリーカットできて効率よくダイエットができますよ。
コーヒーは一日何杯まで？のまとめ
1日に飲むコーヒーの量は5杯以下がお勧めです。
もしコーヒーを飲みすぎて不調を感じたら、少し飲むのを止めて様子を見た方がいいかもしれません。
それでも治らないようなら、それはコーヒーのせいではないかもしれないので、
早めに病院で診察してもらいましょう。
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